E03S007(Excel97-2007)
項目
内容説明
セルの値はそのままで表示形式のみを少数点以下を切捨てて表示する方法を示します。
[セルの書式設定]-[表示形式]タブ-[ユーザー定義]-[種類]を 0[Ctrl]+[J].00 と入力。
([Ctrl]+[J]はCtrlキーを押した状態でJキーを押す)
[配置]タブ-[折り返して全体を表示する]をチェックします。
例 値→ 100.555 表示→ 100
E97S006(Excel97/2000)
項目
内容説明
0を非表示にする
計算の対象となるセルの数値が 未入力である場合等に数式の結果はセルに 0 が表示されます。
この 0 を表示したくない場合の方法です。
セル書式の表示形式をユーザー定義で計算結果がゼロであれば表示しないように設定します。
ユーザー定義の表示形式は、;(セミコロン)で区切り次の4項目の設定を同時に行なうことができます。
正の数に対する書式 ; 負(-)の数に対する書式 ; 0(ゼロ)に対する書式 ; 文字列に対する書式
従って 0を非表示にするには3番目(0に対する)の書式を空白にしたらいいことになります。
例 0;0;
0.0_);[赤]-0.0_);
エラー値を非表示にする(ISERROR関数の利用)
ワークシート関数ISERROR は引数がエラー値のときTRUEを返します。これを利用してエラー値を非表示にする数式を示します。
=IF(ISERROR(目的の数式),エラー時の処理,目的の数式)
例 =IF(ISERROR(D3/E3),"",D3/E3)
=IF(ISERROR(D3/E3),0,D3/E3)
E97S005(Excel97)
項目
内容説明
日本語版MS-Excel97/95では年月日をxx/xx/xxの形式で入力すると和暦変換が行われてしまいます。
例えば1/1/1と入力するとS64.1.1(セルの書式によっては1989/1/1)となります。
この和暦変換を 変換されないようにとか、変換規則の変更とかは出来ません。和暦の自動変換機能はまったく余計なお節介で、ユーザーを混乱させるだけです。
年を2桁で入力した場合は次のように認識されます。
00 :2000年
01〜20:平成元号の和暦入力扱い(01/1/8以前は昭和)
1980(H1)〜2008(H20)
21〜64:昭和元号の和暦入力扱い(64/1/8以降は平成)
1946(S21)〜1989(S64)
65〜99:1900年代の西暦年号
和暦の自動変換を制御するには次の方法があります。マクロで記述して制御する事も可能です。
西暦ならxxxx/xx/xxと年を4桁にする。和暦の場合はHxx/xx/xxとHを付ける
xx-xx-xx形式にする(/を-に変えれば和暦変換はせず西暦と認識します)
この場合、年2桁は次のように認識されます。
0〜19 → 2000〜2010
20〜99 → 1920〜1999
E97S004(Excel97)
項目
内容説明
セルの値によりセルの色を変える等の表現を用いたい場合があります。[条件付き書式]の機能を使えば簡単です。
- セル範囲を選択します。
- [書式]-[条件付き書式]を開きます。
- たとえば 値が100以上の場合にセルの色を変えるには、条件を[セルの値が]-[次の値以上]-[100]とします。
- [書式]ボタンをクリックし [パタ-ン]タブで色を選びます。
E97S003(Excel97)
項目
内容説明
[セルの書式設定]-[数値]-[小数点以下の桁数]で少数点の位置を揃える事は出来ますが、少数桁に余分な0が付加されてしまいます。
少数桁に余分な0を付加せずに 小数点の位置を揃えるには次のようにします。
- 設定するセルの範囲を選択します。
- [セルの書式設定]-[ユ^ザー設定]-[種類]に ?.?? と入力します。(少数2桁の場合)
- [OK]をクリックします。
なお、 1,234.5 のように表示するには[セルの書式設定]-[ユーザー設定]-[種類]に ?,???.?? と入力します。
また、数値右側にスペースを空けたい場合は ?.??_) と入力します。_)が半角スペース1個に相当するようです。_)は半角のスペースでもOKです。
その他の特殊なセルの表示はE95S001セルを特殊な表示形式に設定する参照。
E97S002(Excel97)
項目
内容説明
ワークシートはユーザーがデータを入力するセルと、それ以外の計算式や表示のセルより成り立っています。
そこで、データ入力以外のセルを保護して変更出来ないようにする処置はワークシートの仕様として常套手段の1つです。
以下の手順でセルの保護を実行します。
全体のセルを保護して一部の入力データのセルを保護解除にする場合
- 保護解除にするセルを選択します。
選択はマウスでクリックしドラッグします。複数範囲の選択は[Ctrl]キーを押した状態でドラッグします。
- セルの選択領域で右クリックし[セルの書式設定]を開きます。
- [保護]タブの[ロック]のチェックを外します。
- 次に、[ツール]-[保護]-[シート保護]を開きます。
- パスワードを設定する事ができますが、必要なければ入力せず[OK]ボタンを押します。
全体のセルを保護解除して一部のセルのみ保護して変更出来ないようにする場合
- セル左上のボタンをクリックし全てのセルを選択します。
- 右クリックし[セルの書式設定]を開きます。
- [保護]タブの[ロック]のチェックを外します。初期状態では全てのセルが[ロック]されています。
- 次に、保護するセルを選択します。
- セルの選択領域で右クリックし[セルの書式設定]を開きます。
- [保護]タブの[ロック]をチェックします。
- [ツール]-[保護]-[シート保護]を開きます。
- パスワードを設定する事ができますが、必要なければ入力せず[OK]ボタンを押します。
保護の解除は[ツール]-[保護]-[シート保護解除]をクリックします。
なお、[セルの書式設定]-[保護]タブ-[ロック]の変更は、保護の解除をした状態でないと出来ません。
E95S001(Excel95)
項目
内容説明
「K窓」
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