項目

セルを非表示にすると非可視データがプロットされない

内容説明

セルを[表示しない]にすると非可視データの部分はグラフにプロットされなくなります。
非表示のセルもプロットするには次のように操作します。
1. 目的のグラフを選択して[ツール]-[オプション]を開きます。
2. [グラフ]タブの[可視セルのみプロットする]のチェックを外します。

マクロで記述すると
　ActiveChart.PlotVisibleOnly = False

項目

散布図でプロット点の横に任意のラベルを表示する

内容説明

散布図ではプロット点の横にデ−タ値をラベルとして表示することが出来ます。
Excel97以降では任意の文字列をラベルとして表示する機能があります。
ちょっと面倒ですが次のように操作します。
1. 散布図のラベルを表示したい点をクリックし十字カ−ソルの状態にします。
   全デ−タのラベルを設定する場合は系列をクリックします。(十字カ−ソルにしない)
2. 右クリックし[ダータ系列の書式設定]を開きます。
3. [データラベル]タグの[ラベルを表示する]スピンボタンを選択し[OK]をクリックます。
4. グラフ上にデ−タラベルが表示されます。そのラベルをゆっくり２回クリックして入力可能状態にし任意のラベルを入力します。

項目

印刷したくないセルを非表示にするとグラフのデ−タも消えてしまう

内容説明

グラフを含むシ−トを資料として印刷する場合に、グラフのデ−タに用いたセル(表)は印刷したくありません。そこで非表示にするとグラフのデ−タも消えてしまいます。
対策は、グラフを選択し[ｵﾌﾟｼｮﾝ]-[ｸﾞﾗﾌ]タブの[可視ｾﾙのみﾌﾟﾛｯﾄする]のチェックを外します。

但し、セルを非表示にして印刷する方法はデータの修正時に[再表示]し、再度[表示しない]にする必要があります。
根本的にもっと良い方法があります。
グラフのデ−タ(表)は別シ−トに作り、グラフは印刷用のシ−トに作ります。
グラフや計算に用いる参照セルは同じシ−トにある必要はありませんからね。

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グラフに表示した文字列をワークシートのセルにリンクさせる

内容説明

ワークシートのセルの値をグラフにリンクして表示させる方法です。
合計値や最大値などの計算結果をグラフに文字列として表示させるもので、セルの値が変ってもリンクしてるので反映されます。
1. リンクさせるグラフの文字列を選択します。
2. 数式バーにカーソルをおき、=を入力して、リンクさせるセルを選択します。

グラフに文字列が入力されてない場合は、グラフを選択し 2.項を行います。
文字列がグラフ中央に表示されるので、任意の場所へ移動します。
文字列は選択して、[ｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄの書式設定]で任意の書式を設定出来ます。

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散布図で軸の最小値と最大値を入れ替える

内容説明

散布図の[軸の書式設定]-[目盛]タブで[数値軸目盛]の最小値と最大値の入力で 最小値＞最大値 と入力するとエラーになります。
しかし、ユーザーとしてはそのような軸にしたいのです。

この機能はExcelでは[軸を反転する]事で実現出来ます。
[軸の書式設定]-[目盛]タブで[軸を反転する]をチェックします。
そうすると軸の交差位置が逆端へ変ります。もとの位置にするには[最大値で数値軸と交差する]もチェックします。

又、任意の位置で軸を交差するには、[数値軸目盛]の[数値軸との交点]に交差位置の値を入力します。
このとき[最大値で数値軸と交差する]のチェックは外します。([最大値で数値軸と交差する]のチェックが優先される)
これらの機能は X軸･Y軸に付いてそれぞれ設定出来ます。

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複数の埋め込みグラフをグループ化してワープロ等へ貼り付ける

内容説明

ワークシートに描いた複数の埋め込みグラフを１つのオブジェクトとしてワープロ等へ貼り付けたい場合があります。

操作は、始めの１つのグラフをクリックして選択し、２つめ以降の選択は[Shift]キーを押した状態でクリックし選択します。
次に選択領域内で右クリックしショートカットメニューから[ｺﾋﾟｰ]をクリックします。

これでクリップボードへPicture形式でコピーされました。ワープロ等へ[貼り付け]が出来ます。
複数選択状態は選択領域外をクリックすると解除されます。

項目

Excelグラフの図形が何かするたびにずれてしまう

内容説明

Excelでグラフの中に図形描画で図や文字を描く場合は頻繁に発生します。
ところが、困った事に何かするたびに図形の位置が微妙にずれてしまうのです。例えばファイルを保存して次に開くともうずれています。
この現象はExcel97でも直っていません。ユ−ザーサポ−トに問い合わせたところ、現象は把握しているものの直す事は出来ないようです。
まず書式を、[ｸﾞﾗﾌｴﾘｱの書式設定]-[ﾃｷｽﾄﾎﾞｯｸｽの書式設定]-[プロパティ]タブの[ｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄの位置関係]項目を[ｾﾙにあわせて移動やｻｲｽﾞ変更をしない]に設定します。 これで少しは回避されますが万全ではありません。

このずれる現象は、特に技術系のグラフでは非常に困ります。ユーザーとして対処する対策を示します。

図形を選択し[ｵ-ﾄｼｪｲﾌﾟの書式設定]又は[ｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄの書式設定]を開き、[保護]タブの[ﾛｯｸ]をチェックします。
グラフも同様に選択し[ｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄの書式設定]を開き[保護]タブの[ﾛｯｸ]をチェックします。
次に、[ﾂ-ﾙ]メニュ−[保護]-[ｼ-ﾄの保護]を開き[ｵﾌﾞｼﾞｪｸﾄ]をチェックします。 これはシ−トの保護と同様にオブジェクトを保護すると言うことです。

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散布図でグラフを作成後、X軸とY軸を入れ替える

内容説明

散布図でグラフを作成後、X軸とY軸を入れ替える方法ですが以下のようにします。
例としてX軸にB列、Y軸にC列でプロットしているものとします。

目的の線をクリックして選択し、入力域に次のような文字列が表示されるようにしま す。


=SERIES(,Sheet1!$B$4:$B$100,Sheet1!$C$4:$C$100,1)
 　　　　~~↑~~~~~~~~~~~~~~　~~↑~~~~~~~~~~~~~~
　　　　　　X軸のﾌﾟﾛｯﾄﾃﾀ　　　Y軸のﾌﾟﾛｯﾄﾃﾀ

これをX軸がC列、Y軸がB列にする場合、文字列のBとCを入れ替えてタイプします。(それぞれ２カ所あります)
いずれにしても上記文字列のプロットデ−タの部分(ｼ-ﾄ名とﾌﾟﾛｯﾄ範囲)を任意に書換 えて目的とするグラフを描画出来ます。

Excelで技術系の散布図を描くのは非常に面倒です。特にY軸を共通軸とする複数系列のグラフなどはお手上げ状態です。
このような場合は VBAを使ったExcelアドインを用いる事が出来ます。
本格的に散布図を描くのなら 散布図を描くExcelアドイン kZONE があります。ソフトウェア参照

追記：散布図とは
｢散布図｣はX軸,Y軸でそれぞれデータを持ち、その座標を連続してプロットしたグラフです。技術系のデータ処理では多用されXYグラフと呼ばれます。X軸,Y軸のいずれか、または両方を対数座標で表す対数グラフ等も含まれます。
こららのグラフは Excelで言う｢折れ線グラフ｣等ではプロットする事が出来ません。｢散布図｣を用います。